姿勢の悪さと腰痛って関係ないよね
どもっ！
体の使い方を伝えているパーソナルトレーナーの西浦です。
なんかいきなり意味不明なタイトルから始まりましたね。
腰痛があるっていう人なら一度は耳にしたことがあるんじゃないかっていう
「骨盤は歪んでいるから〜」
「腰が反ってるから〜」
耳にタコが出来るぐらいいわれてきたと思います。
けど、姿勢の悪さと腰痛とは＝ではないんですね。
これは論文でもいわれています。
じゃあ何が腰痛と関係してるねん！
って思うのでその辺も深掘りしていきますね。
・姿勢が悪いといわれている
姿勢と腰痛は関係ない
2006年の論文で
腰痛のある人とない人の腰椎の動きと骨盤の動きを追跡した海外の論文です。
腰痛がある人とない人では、腰椎の湾曲に有意な差はない
という発表です。
そうらしいです。
もう1つ
1990年のHeinoらの研究では
骨盤の傾きと腰椎のカーブは単純に相関しないっていう報告もあります。
まぁ要するに立ってるだけの姿勢じゃ腰痛は分からないよね。
っていうお話ですね。
確かに、じっとしてても腰が痛くないっていう人に対して立ってる姿勢をチェックして骨盤がどうこうって言ってもそこまで関係なさそうですよね。
じゃあ腰痛って何が原因で起こるの？
姿勢が関係なかったら何が腰痛を引き起こすんだろうってなりますよね。
ここでのポイントは、安静にしている姿勢と腰痛は関係ないよね。
っていうことですね。
姿勢が悪いのは腰痛と関係ないけど、関節が動かない（動きすぎる）ことは腰の負担になるよね。
これがポイントです。
例えば
・デスクワークでずっと椅子に座りっぱなし
・前かがみで股関節が動かず腰椎が過剰に動く
これは、腰に負担がかかり痛みにつながります。
骨盤が歪んでいるとか腰が反ってるっていうのは、それが直接の原因には繋がらないんですね。
骨盤が歪んでいても腰痛がない人、腰が反ってても腰痛がない人って結構いますし
逆に、骨盤の歪みもなく腰が反っていない人でも腰痛が出る事はよくあります。
腰痛で悩んでいる人は、体の動きは出ているか、体の使い方はどうかを見直すことが大切になりますね。
まとめ
姿勢が悪いから腰が痛いと悩んでいる人が多いですが、姿勢の悪さと腰痛はそこまで関係が無く
腰痛は、腰椎が動きすぎているか動かなさすぎかっていうのがとても関係しています。
腰痛で悩んでいる人は、体の使い方や関節の動きが出ているのかっていうことを見直す方が腰痛を治す近道になりそうですね。
Instagramでも体の発信してます
/
