首が回らない時に見直したい2つのポイント
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FIRSTCLASSTRAINERS所属。柔道整復師の国家資格所有のパーソナルトレーナー/整形外科、整骨院、整体院で働き、痛みで悩む人がどうしたら痛みなく生活出来るかを考え、体の使い方を変える事が大切だと気づく/体の使い方を変えて10年後も痛みや不調なく生活する運動を伝えてます!
どもっ!
体の使い方を伝えている西浦です。
首を左右に回すと、つまりや痛みが出てきて動かせないっていうことありますよね。
回さなかったら痛くないっていうことが多いからつい放ってるっていう方が結構いますが、日常生活で何気ない動きで振り向く事って結構あるので治しておきたいですよね
首が回らないっていう人のポイントは
首を回す軸がずれてる
首を安定させずに回している
この2つが考えられます。
この2つを見直してグルングルン回る首を手に入れましょ〜(誇張しましたw)
こういう人にオススメ
・ずっとスマホを見て首がしんどい
・首が回しにくい
首を回しにくいのは回転軸がずれてるから
首が回しにくい原因を伝える前に、簡単に首の骨についてお伝えします
・全部で7個ある
・首を回すのに関係するのは1番目と2番目の関節
・曲げ伸ばしに関係するのは5〜7番目
首を回すときは、基本的に1番目と2番目の関節で動きますが
条件として
・肩の上に頭があること
・周りの筋肉が伸び縮みする環境にあること
この2つがあります。
首が周りにくい原因の1つに回転軸がずれるって言いましたが、簡単に言うと肩の上に頭がきてない状態のことをいいます。
肩よりも頭が前に出てる状態(ストレートネックや猫背などが当てはまりますね)になると、首がまっすぐじゃないんですね。
肩よりも頭が前に出る時の首の骨の状況としては
首の骨の上側→頭を上げてる状態(伸びてる)
首の骨の下側→頭を下げてる状態(曲がってる)
っていう感じです。
首の骨の1番目と2番目が上に伸びてる状態になると首が回しにくくなり、それをカバーしようとして首の下側が回そうとして余計な力が入って回しにくさが出てきます。
肩の上に頭がある状態だと1番目と2番目が動きやすいのでうまく回せるようになります。
首を安定させずに回してる
筋肉には、インナーマッスルとアウターマッスルの2種類があります。
インナーマッスル→関節を安定させる
アウターマッスル→強い力を出す
こんな感じです。
では、首周りの筋肉でいうインナーマッスルとアウターマッスルはどんなのがあるのでしょうか。
分けるとしたらこういう感じです。
体に負担をかけない動かし方は
インナーマッスル→アウターマッスル
この順番で動くのが1番体に負担がかからず楽に動かせます。
インナーマッスルが働かずにアウターマッスルだけが働くと関節が安定しないので筋肉の硬さやつまりが出やすくなります。
頭が前に出てる状態だと、インナーマッスルが働かないのでこれも問題になってきますね。
首のインナーマッスルを機能させるにはどうしたらいい?
首のインナーマッスルを機能させるには、頭を上から紐で引っ張られるイメージで伸びるって言うのが大切です。
別名 エロンゲーションっていいます。
以前に書いた姿勢の部分でも書いているのでよかったらこっちも見てください!
姿勢良く立つために意識するたった1つの事
首を上に伸ばすことで、インナーマッスルが機能するのでその状態で首を回すようにしてください。
そうすると首が回りやすくなりますよ。
ぜひやってみてくださいね〜
まとめ
首を回すとつまりや痛みが出て回せないって言う人は
・回転軸がずれている
・首が安定せずに回っている
っていうことが考えられます。
首を回すときは、首の骨の1番目と2番目が動きますが回転軸がずれると5〜7番目の骨が中心に動くのでつまりやすい。
首を安定させて動かすには、首のインナーマッスルが優位に働く必要があります。
首のインナーマッスルを働かせるには、頭を上から紐で引っ張られるイメージで伸びることが大切です。
これを意識して動かせれば、1番目と2番目の関節が動くので首が回しやすくなりますよ〜