柔道整復師が伝える運動連鎖から紐解く腹筋の効果的なやり方
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FIRSTCLASSTRAINERS所属。柔道整復師の国家資格所有のパーソナルトレーナー/整形外科、整骨院、整体院で働き、痛みで悩む人がどうしたら痛みなく生活出来るかを考え、体の使い方を変える事が大切だと気づく/体の使い方を変えて10年後も痛みや不調なく生活する運動を伝えてます!
どもっ!
体の使い方を伝えているパーソナルトレーナーの西浦です。
姿勢をよくする為
腰痛を治す為
腹筋を頑張っている人いますよね。
今回は、腹筋を効果的にするための体の使い方を運動連鎖の観点から紐解いていこうと思います。
ちなみに、上半身の運動連鎖については以前ブログで書いているのでぜひそっちもみてください。
肩を楽に上げるには親指の使い方がめっちゃ大事!
ちょーっとマニアックなブログですがこれが理解できると日常生活もかなり楽になるのでオススメです。
じゃあ今回のテーマの腹筋についてやっていきましょー
こういう人にオススメ
・腹筋を強くしたい
・腰痛を治したい
運動連鎖から紐解く腹筋のやり方
運動連鎖について簡単に振り返ると
親指を外側に開く→腕は外捻り→肩甲骨下がる→背骨伸びる
親指を内側に閉じる→腕は内捻り→肩甲骨上がる→背骨曲がる
これだけ知ってればOKw
じゃあこれを腹筋の運動に当てはめてみましょう!
はい。
多くの場合、床に寝転がって体を起こしていきますよね。
体を起こすときは背骨の屈曲が起こっています。
背骨の屈曲を出すのは親指を内側に倒すほうでしたね。(内側に捻るっていうのは親指を小指に近づける動きです)
ということは、腹筋をするときは親指を内側に倒しながらした方がスムーズに体を起こせるっていうことです。
実際に腹筋をやってみた
ここで紹介してるのはあくまで数ある腹筋の中の1つです。
これをしないとダメっていうわけじゃないので注意してください!
・仰向けで寝て膝と股関節を90度にする
・手のひらを足の方に向ける
・アゴを引く
・手を下ろしながら体を起こす
ポイントは手のひらを足に向けることです。
足に向けることで、親指が内側に倒れ腕が内側に捻ることができます。
そうなれば肩甲骨が上がり背骨が曲がりやすくなりますね。
注意点としては
・頭を下げない
・肩が上がらない
この2つは注意して下さい。
頭が下がると、首や背中に負担がかかり痛みが出る場合があります。
肩が上がると、肩に力が入るので肩こりなどを助長してしまいます。
この2つは注意してくださいね。
もちろん腹筋のやり方って色々ありますし、腹筋のどこの部位を狙うかによって動きも変わってきます。
今回は、基本中の基本になる腹筋を体の使い方っていう観点からお伝えしました!
よかったら参考にしてみてください。
まとめ
腹筋をするときは運動連鎖を意識すると効果が違ってきます。
基本的に、腹筋をするときって体を起こすことが覆いと思います。
体を起こす=背骨の屈曲が入ります。
運動連鎖の観点から背骨の屈曲を出しやすい方法として、親指を内側に倒す(内転)ことにより、腕の内捻り→肩甲骨の挙上が入るので背骨の屈曲が出やすくなります。
運動連鎖を意識した腹筋ができると体が楽に動かせるようになるのでオススメです!
ぜひやってみてくださいね。