骨盤を立てる時に意識したい筋肉
この記事を書いている人 - WRITER -
FIRSTCLASSTRAINERS所属。柔道整復師の国家資格所有のパーソナルトレーナー/整形外科、整骨院、整体院で働き、痛みで悩む人がどうしたら痛みなく生活出来るかを考え、体の使い方を変える事が大切だと気づく/体の使い方を変えて10年後も痛みや不調なく生活する運動を伝えてます!
どもっ!
体の使い方を伝えているパーソナルトレーナーの西浦です。
イスに座る時や立つ時に
骨盤を立てましょう
骨盤を起こしましょう
って言われたことはありませんか?
一般的に、骨盤を立てると姿勢が良くなり体にかかる負担が減るといわれています。
ですが、どの筋肉を使って骨盤を立てるのかによって体にかかる負担は変わってきます。
今回は骨盤を立てる時に使ってほしい筋肉と使って欲しくない筋肉をお伝えしますね。
こういう方にオススメ
・座ってると腰が痛くなる
・姿勢良くなりたい
骨盤を立てるってどういうこと⁇
骨盤を立てるっていうのは、骨盤が前後に傾いたりせずに真っ直ぐになる状態をいいます。
骨盤が立つと、体にかかる負担が減り痛みや不調が減ってくれます。
逆にこういう感じで骨盤が前後に傾いていると、体にかかる負担が大きくなり痛みや不調が出てきます。
骨盤が正しい位置にある方が、体は楽に動かせるし疲れにくいのでオススメです。
骨盤を立てるときに使いたい筋肉
骨盤を立てるためには、多裂筋(たれつきん)っていう筋肉が機能してほしいです。
この筋肉は、首から骨盤についている筋肉で体の奥の方についていて背骨の安定性に関係します。
また、この筋肉は骨盤を前に傾ける働きがあり骨盤を立てるのにとても重要になります。
多裂筋は、お腹の奥についている腹横筋(ふくおうきん)っていう筋肉とつながっています。
この2つの筋肉は、繋がっていて片方が働くともう片方も一緒に働くっていう仲良しぶりです。笑
この2つが機能すると、骨盤は前後に傾かずに骨盤が立つ状態を作ることができます。
多裂筋のトレーニング
多裂筋を働かせるためのトレーニングは、上半身を固定して下半身を動かす、または下半身を固定して上半身を動かす。
これが1つポイントになります。
うつ伏せで寝る
上半身は動かさずに両足を上げる
この時に、腰から足を上げイメージで上げると腰に力が入ってきます。
この時に働くのが多裂筋です。
注意点としては、上半身は動かさないようにしていてください。
骨盤を立てるときにこれはしないで!
骨盤を立てる時に、少し腰に力を入れる感じはとても大事ですが背中の筋肉を使って骨盤を立てないように注意してください。
この筋肉ですね。
この背中の筋肉は、強い力を出すのでいいんじゃないの!?
って思うかもしれませんが、この背中の筋肉は強い力を出すけど疲れやすい性質を持っています。
この筋肉が疲れて硬くなると、骨盤が必要以上に前に引っ張られて反り腰などの姿勢不良を作ってしまうことがあります。
骨盤を立てようとした時に、背中に力が入っている人はこの筋肉を使ってるので注意してくださいね。
まとめ
骨盤を立てましょう。骨盤を起こしましょう。
姿勢を良くしようとすると、よくこういうことを言われることがあると思います。
骨盤を立てると、体の負担は減って楽に体を動かすことができるので痛みや不調を予防できたりします。
骨盤を立てるためには、多裂筋という筋肉を使って骨盤を立てましょう。
この筋肉が使えると、関節が安定して楽に体を動かすことができますよ。