前屈みで痛みを出さないために出したい体の動き
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FIRSTCLASSTRAINERS所属。柔道整復師の国家資格所有のパーソナルトレーナー/整形外科、整骨院、整体院で働き、痛みで悩む人がどうしたら痛みなく生活出来るかを考え、体の使い方を変える事が大切だと気づく/体の使い方を変えて10年後も痛みや不調なく生活する運動を伝えてます!
どもっ!
体の使い方を伝えているパーソナルトレーナーの西浦です。
前屈みになると腰や背中、足が痛くなるっていう人いますよね。
以前に、前屈みになっても腰痛を出さない方法っていうのをお伝えしましたが、今回はその方法をもうちょっと深掘りしていこうと思います。
ちなみに、前屈みで腰痛を出さない方法は↓こちら↓からご覧ください!
前屈みで腰の痛みを出さない方法
こういった方にオススメ
・日常生活で前屈みになる事が多い
・慢性的に体の不調が出やすい
前屈みで痛みを出さない為には
前屈みで体に痛みを出さない為には、股関節から曲げるということがとても重要になります。
股関節から曲げて体を倒す動きを“ヒンジ動作”といいます。
↑この動きがヒンジ動作になります↑
ヒンジ動作を出す時のポイントとしては
・股関節が曲がる
・お腹と腰の筋肉が機能する
・お尻ともも裏の筋肉の柔軟性
この3つが大事です。
1つずつ説明していきますね!
前屈みで痛みを出さないポイント①:股関節が曲がる
体の痛みや不調が出やすい人って前屈みになった時に腰から曲がってしまいます。
股関節は曲がらずに腰を曲げてしまうと、本来腰っていうのはあまり動かずに安定してほしい関節なんですが、動きすぎることで腰の負担大きくなって痛みが出てきます。
それよりも、動きが出てほしい関節の股関節がしっかり動いてる方が体にかかる負担が減って痛みが出にくい状態になります。
股関節ってどこっ!?
って思う人もいると思うのでお伝えすると股関節は、足の付け根の部分にあります。
Vゾーンと言ってみたり
コマネチの部分と言ってみたり
ソケイ部と言ってみたり
色んな言い方がありますね。(コマネチの部分っていうのは年齢によっては伝わらないかも笑笑)
股関節から曲げる
っていうのを意識すると、腰は動きにくくなって痛みの予防ができますよ。
もし分からないっていう方は、画像の赤い丸の部分を触りながら上半身を倒すとわかりやすいですよ!
前屈みで痛みを出さないポイント②:お腹と腰の筋肉が機能する
股関節から曲げたとしても、曲げた上半身をどこでキープするかによって体にかかる負担が変わってきます。
股関節からキレイに曲げれたとしても、背中の筋肉で頑張れば背中の筋肉がしんどくなって、肩や腰の負担は増えますし、足で頑張ると腰や足の負担は増えてしまいます。
ぜひ頑張ってほしいのがお腹と腰の筋肉です。
このお腹と腰の筋肉は、関節を安定させる働きがあります。
この2つの筋肉が機能してくれると、股関節から曲げて上半身を倒した時に体をキープしてくれて体の痛みを出さずに前屈みになる事ができます。
前屈みで痛みを出さないポイント③:お尻と太ももの裏の筋肉の柔軟性
前屈みになる時に、お尻と太ももの裏の筋肉はブレーキの役割をしてくれます。
体が必要以上に前に傾かないようにしてくれるおかげで安全に前屈みができるようになります。
ですが、お尻と太ももの裏の筋肉が硬くなってしまうと、股関節から体を曲げた時にお尻と太ももの裏の筋肉が硬くなると前屈みの途中でブレーキをかけてしまいます。
そこからまだ前屈みをしようとすると、股関節は動かないので腰が頑張ってしまって痛みにつながります。
前屈みで痛みを出さずにしようとすると、お尻や太ももの裏といった筋肉の柔軟性も大事になります。
まとめ
前屈みで体の痛みを出さないでおこうと思うと、ヒンジ動作が必要になります。
ヒンジ動作は、股関節から曲げたりお腹や腰の筋肉が機能したりといったポイントが必要にな理ます。
前屈みになるときは、筋肉の柔軟性と筋肉がちゃんと働く
この2つがとても大事なので意識してみてくださいね。